布団の打ち直し(リフォーム)とは
木綿は、植物で、花が咲き実がつきます。
その実が、綿(わた)となります。ほわほわの綿の中心に、種があり、一緒に摘みます。
機械のない時代は、弓の様なしなる棒で摘んだ綿を打って種殻を取るのと同時に、ふっくらさせていました。
そのあとは水車、機械となっていきます。
以前の名残で、今も「綿を打つ」といいます。「打ち直し」とは、使用している古くなったお布団をもう一回打ち直しすることからそう呼びます。
木綿の寿命は80年から100年です。
木綿は、洋服、肌着、ジーパン、ズボン、お布団など幅広く使われています。
原産地や綿花の種類により、特徴が違います。
ちなみにほんの一例をお伝えすると、エジプト綿は細くて柔らかなので、シャツや洋服、布団カバーなどに使われます。
インド綿は太くて丈夫なので、敷布団やジーパン。メキシコアメリカ綿は細くて柔らかなので、肌着や洋服、掛け布団などとなっています。
木綿をお布団にした場合、「敷いて3年掛けて5年」といって、敷布団は3年で打ち直し、掛布団は5年で打ち直しするとよいといわれ、昭和30年から50年くらいまでは、ほとんどの家庭で毎年打ち直しをしてきました。
現在ではその名残で、羽毛布団や羊毛布団もお直しやリフォーム、再生加工のことを打ち直しと呼びます。
参考:https://www.sakuramichi3776.co.jp/category/COLUMN/SHIKIFUTON_UCHINAOSHI_NEDAN.html
打ち直しのメリット
打ち直しをすると、お布団の側(がわ)生地が新しくなり、中身を殺菌、乾燥、ホコリ取りまでしてくれるので、クリーニングや、丸洗いよりもダニ、カビ対策になります。
また、いったん中身を取り出してほぐし直しするので、サイズの変更や保温力がアップするなど、今までのご不満な点を改善できます。
打ち直しの方法
羽毛布団の打ち直し
羽毛布団の打ち直しの工程は、工場や、店により違いますので、それぞれお布団をお出しになる前に、確認するのが望ましいでしょう。
櫻道ふとん店の場合ですが、
羽毛を取り出し、ゴミ取りをします。
ゴミ取りが終わった羽毛は1枚1枚大きな袋に入れます。
この大きな袋のままクリーニングします。
富士山の湧き水で、ホコリ、ダニ、汚れはもちろんにおいも取れます。
次に、殺菌乾燥をします。
きれいになってふっくらした羽毛をもう2回ゴミ取りをします。
平行して、お客様が選ばれた側(がわ)生地3種類の中から1点を、お客様が選ばれた仕立て方法で縫います。
縫製された側生地はマスと呼ばれる区切りで羽毛が寄らないように縫いあげます。
洗浄が終わった羽毛をこのマス、1マス1マスに職人が入れていき、最後に羽毛の入れ口を縫製して完了です。
木綿わたの布団の打ち直し
側生地を剥ぎ取り、中身の木綿わたを取り出します。
開綿機という機械にかけて、綿をほぐし、ドラムという針がたくさん並んだ所を通りながら薄く均一に引き、乾燥殺菌をしていきます。
綿入れがしやすいように畳1畳くらいの大きさに切り、折りたたんでいきます。
ここで、ダニの除去、殺菌、乾燥が完了し、ふっくら感が出ます。
一方、お客様に選んでいただいた側生地を敷布団、掛け布団などにサイズを合わせて縫います。
この生地に、打ち直しされた綿を一枚一枚広げて仕立てをしていきます。でき上がると新品のようになります。
羊毛(ウール)の布団の打ち直し
木綿とほぼ同じく、側生地を剥ぎ取り、中身の羊毛を取り出します。
開綿機という機械にかけて、羊毛をほぐし、ドラムという針がたくさん並んだ所を通りながら薄く均一に引き、乾燥殺菌をします。
さらに、綿入れがしやすいように畳1畳くらいの大きさに切り、折りたたんでいきます。
ここで、ダニの除去、殺菌、乾燥が完了し、ふっくら感が出ます。
一方、お客様に選んでいただいた側生地を敷布団、掛布団などにサイズを合わせて縫います。
この生地に、打ち直しされた綿を一枚一枚広げて仕立てをしていきます。でき上がると新品のようになります。
羊毛の布団は、普通に打ち直しができません、ですから、お近くの布団屋さんにお願いしても、たいてい断られます。
でも、櫻道ふとん店は羊毛の布団も打ち直しができますので、お気軽にご連絡ください。
打ち直しのお値段
テキスト テキスト テキスト テキスト テキスト テキスト テキスト テキスト テキスト テキスト テキスト テキスト テキスト テキスト テキスト テキスト テキスト テキスト テキスト テキスト テキスト テキスト テキスト テキスト テキスト テキスト テキスト テキスト テキスト テキスト テキスト テキスト テキスト テキスト テキスト テキスト テキスト テキスト テキスト